凧人のこだわりのお客様をご紹介します。【番外編マネキン】 【小澤賢一様】 【長谷川哲司様】
第7回今月のお客様
武田吉弘様 
【廣田和夫様】 【笹ケ瀬尚志様】 【里見臣弘様】
【野又仁之様】 【正月編】 【手拭編】
【柴田昌輝様】 【細川裕久様】 【連尺町の皆様】
今回のお客様は砂山町に参加の武田さんです。
絆纏に対するこだわりは相当で素材・染には特にこだわります。
まず最初に着ていたのが
藍染めの凧用の短い伴纏です。
昼間は凧場が暑い為ここ数年は
短い伴纏で参加しています。
街中の町内に多く見られる スタイルです
非常に動きやすいです。
下の写真で判るかも知れませんが
股引・腹掛は小千谷縮です、
鯉口は麻の絽です、
見えない処に非常に
気を使っています。
小千谷縮も麻絽も非常に
涼しい素材で洗濯しても
すぐに乾きますので
昼間凧場から帰ってすぐ洗えば
次の日も着れますよ。

次は夜の御殿屋台用?
の絆纏です。
ここ数年非常に流行している。
絹紅梅に伴纏です、
着物(浴衣)でもこの生地は
このところ良く見かけます。
夏向きの生地で薄く
着ていて涼しいです
それなりのシャリ感が
有って着心地は良いです。
帯は博多四寸
ここ数年の流行の赤系の
色を綺麗にあわせています。
博多帯はまだまだ続きそうです。
股引・腹掛は松煙の紬
です、今年試しに染めた
生地がなかなか良かったので
作って見ました。
素材感が非常に良いです。
凧人のオリジナルの
作務衣と同じ生地です。

足袋は黒紺を
あわせていますが
これが正解だと
思います。

この伴纏は
麻の生成りです。
黒紺に大紋がベン柄
ここ数年、大ブレイク
している取り合わせです。
麻の生成りの生地は
少し厚めですが
新しいうちは綺麗に
古くなってもそれなりに
非常に風合いが良いです。
その辺が人気に なのかな?
後、黒系統の色も
ここ数年の流行です
新しく作る町内伴纏は
黒が多くなりましたね。
帯はちりめん(絹)の
網目の松煙染めを
あわせました。
来年はこの帯が
絶対流行ります。
本来は股引・腹掛も
黒紺の紬あたりに
着替えていただくですが、
暑さですべてが
汗だくになってしまうので
今回はこのままで
失礼致しました。

ポリの紗の生地です。
洗える素材ですので
汚れはあまり気にせず
着ていただけますが
熱には大変弱いです、
煙草の火には
くれぐれも気をつけてください。
紗ですので透けます
中にきる物に
こだわるのも面白いです
今回は白のダボですが
浅草の三社では
紗の下に柄の薄い生地の
絆纏やダボを着ている
人を見かけます、
かっこいいです、
難しいです、お金かかりそう?
下は個人の伴纏です。

この暑い中
最後には被布伴纏まで
着ていただきました。
黒紺の綿の紬です、
衿にきつね
控紋が”たけ田”
となっています。
一枚持っていると
非常に重宝致します。

お疲れ様でした、
ほっと一服です。
汗だくの撮影でした
冷たい物でも
飲みながら
休んでいってください。
ありがとう御座いました。


凧人のお勧め<浜松まつり>
暑い日にはやっぱり
小千谷縮の股引・腹掛・鯉口シャツですかね?


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