凧人のこだわりのお客様をご紹介します。 【笹ケ瀬尚志様】 【番外編マネキン】 【小澤賢一様】 
第2回今月のお客様
長谷川哲司 様 
【廣田和夫様】 【野又仁之様】 【里見臣弘様】
【柴田昌輝様】 【正月編】 【手拭編】
【武田吉弘様】 【細川裕久様】 【連尺町の皆様】
今回のお客様は、まさにお祭きちがい、連尺のBOSSこと、長谷川さんです。
浜松祭の凧揚げでの伝統的な伴纏の着こなしを守りながらも、屋台引回しや夜の練には
新しい着こなしを取り入れています、皆様も取り入れる所は多いと思います。
まずは、凧揚げのスタイルです、腹掛と手甲は特注品で連尺の伴纏の大紋と同じ型が総柄で入っています、これは味を出す為に長谷川さんがひとつずつ手書きしてそれを型紙におこしました。祭の本番、合戦の真最中、糸先でこの手甲がそろいでいると格好いいですね。
次に大紋が紺の短めの伴纏です、浜松の凧揚げの伴纏はこうでなくてはいけません、お尻が隠れるか?位がかっこいいですね、昔から参加の町内スタイルはこれが多いです。
次の伴纏は今年作った、帆布の厚手の伴纏です、中々風合いも良く、凧揚げには最適そうです、これから流行るかも知れません、凧揚げの伴纏は身頃も少し深めにして、帯を締めています、赤の一本どっこの帯良いですね。
股引きは凧人の藍染めですな、凧にはこれが一番良いと思います、値段も手頃ですし、厚くも無く、薄くも無く、定番ですね。
伴纏は太っている人はだまっていても似合うんですが、痩せている人が此処まで中々着こなせません、さすがに毎年、伴纏を作っているだけありますね、着こなしも相当研究なさっているんでしょうね。
 

凧人のお勧め<浜松まつり>
博多四寸帯祭の正装には欠かせませんねこの所、浜松でもブレイクしてます、色がたくさんあるのが嬉しいです。
わらじ・わらじ掛け わらじも愛好者が増えてきました、長谷川さんも今年から履かれるそうです。
趣味の伴纏

凧人のお勧め<趣味の伴纏>
長谷川さんのすばらしい所は古いスタイルだけにとらわれず、自分の気に入った事はどんどん取り入れて行くところです、
今年は絹紅梅の伴纏にチャレンジです、今までは組長と言う大役に合った為、おしゃれを楽しむ事が中々出来ませんでしたが、今年は後輩に道を譲って、思い切りおしゃれを楽しみます。
紅梅の伴纏は透けるので、鯉口は白ですね、三社祭で見たことがあるんですが紗の伴纏の中に柄の伴纏を着ている人がいて格好良いなと思いました、普通、薄い伴纏の重ね着はおかしいと御思いでしょうが、そこまで行くと逆にかっこいいですね。
煙草入れも浜松では持っている人はあまりいませんがうまい具合に身に付けてます。

次のスタイルは被布です。
一つ作ると、寒い時には大変長方します今回の被布は伴纏のデザインをそのままいかしているので型代がかかりません、衿の型も伴纏の衿を使っています。
衿だけ彫りなおす方もいますが、伴纏の衿も上品で良いですね。
被布を着たときはやはり手には合切袋を持ちたいですね。
腰柄の入った被布コ−トは非常に珍しいです、これから先、縫製出来る職人はいなくなるでしょう、早めに作られることをお勧めいたします。

次は道行です。
何でも持ってますね、長谷川さんは、でも、一年や二年でこれだけの物が揃ったわけではありません、十年以上掛けて少しずつ揃えて此処までになりました。
あせる事はありません、少しずつそろえましょう。
道行も持っていると便利な物の一つです風・雨・埃などから大切な体と伴纏を守ります、少し肌寒い日や雨の日には欠かせませんね、道行も縫製出来る人が少なくなりました、早めに作っておくことをお勧めいたします。
凧人のお勧めは片貝木綿の道行きです。紺仁レポ−トでお送りした、紺仁さんで織っていただいてます。


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