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まずは、小千谷縮の伴纏です。
一昨年作られた伴纏で、引染めの
黒紺・大紋はベンガラ差しです、
上西町の伴纏は腰柄があるので
厚い生地より、小千谷縮のように
薄い生地の方が綺麗です。
帯びに博多四寸の小豆色を
揃えて大人っぽく着こなしています。
手に持った信玄袋に木札、
股引・腹掛けは黒紺のT/Cを
あわせています、小千谷縮のように
光沢のある素材には、やはり光沢
のある 素材が合いますね。
此処まで正装すると足元は草履
でしょうね、あとは煙草入れを
ぶら下げますか。
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つぎは、絹紅梅の伴纏です。
昨年作られた伴纏で、引染めの
深緑・大紋は朱差しです、
上西町の伴纏は腰柄があるので
厚い生地より、絹紅梅のように
薄い生地の方が綺麗です。
伴纏が難しい色なので帯びに
ちりめんの絹帯のベ−ジュを
あわせて落ち着きを持たせて
います、センスいいですね。
手に持った信玄袋は凧人の
物でですね、古い皮伴纏で作り
ました、これは本当にすばらしい。
股引・腹掛けは黒紺のT/Cを
あわせています、絹紅梅のように
光る素材には、やはり光沢のある
素材が合いますね。
此処まで正装すると足元は草履
でしょうね、あとはやっぱり煙草入れ
を ぶら下げますか。
よく見ると背中が透けて、腹掛け
の紐が見えてます、白のダボを
あわせましょう。
昨年、三社祭で紗の伴纏の中に
総柄の薄い伴纏を合わせている
方がいて感動しました、浜松には
まだそこまでの方はいません。
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この伴纏は綿絽
です。
写真ではよく分かりませんが、
絽なので細かく穴があります
綿ですので小千谷縮より安いです、
この伴纏の特色は下地にグレ−(硝煙染)を 引いています、普通はのり場
が白くなるか、生成り(麻などは晒す
前の生地本来色)になりますが、
下地に糊をくれる前に、硝煙を引いて
しまいます、写真ではよく分かりませんが薄くグレ−が入ってます。
衿の「かみにし」も陰にしてベンガラを
差しています、中々簡単には
染められない、貴重な一枚です。
紺屋さんの比較的暇な、気分が
良い時しか染めてもらえません。 |
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この伴纏は小千谷縮の藍染めです。
小千谷縮は麻の光沢と縮の風合い
が素敵な日本が世界に誇れる生地
です、本来は浴衣・着物になるんですが
贅沢にも伴纏に染め仕立ています。
藍染めの深い(濃い)色もいいんですか
今回は涼しげに納戸で登場です。
藍染めの場合は引染めの化学染料
とは違いよく見ると平らには染まりませんそこが天然染料のよさですね、
此処までやったら、股引・腹掛けも
共色の共布(小千谷縮)で揃えても
面白いと思います。
少し色が明るいので小千谷縮の
藍染め(濃い)で染、股引・腹掛け
を揃えればまた一味違うでしょうね。
帯がまた渋いです、絹のちりめん
ですね、こんな時は冒険して
綿の巻帯びを無造作に巻くのも
ありでしょう。
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この伴纏は絹の立絽です。
中々見つけにくい生地です、
横絽はよくあるんですが。
(いつの間にこんなの作ったの?)
着慣れない人が着ると
たらとしてうまく着れないんですが、
うまい事着てますね、私も負けられません箪笥から出して、着てみよ。
凧人で作る伴纏の中では 一番値段の高い方の伴纏になります。
それにしてもかっこいいです、
ここまできたらやはり共色で
絹の紬あたりで股引・腹掛け
作ってほしいですね、
帯も良いですね(少し渋すぎるかな?) |
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最後は綿のろぎんです。
綿の中では最高級です。
手紬ですね、
着れば着るほどやわらかく
体になじんできます、凧人オリジナルの
綿紬と見た感じは変わりませんが
手触り、着た感じは全然違います。
ジャケットなんかにしても良いでよ。
廣田さん本当に天気の悪い中
お疲れ様でした。
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◆凧人のお勧め<浜松まつり>
今回の廣田さんは本当におしゃれな方で中々ここまでいくには大変です。
今のままで素敵に歳を重ねて最後に絹伴纏で孫の手を引きながら屋台の後を歩いてほしいですね。
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